2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧
いつまでも少年の頃追いかけて君と話した夢を見ている (本所飛鳥)
いつまでも追いかけること疲れ果て遠い記憶の夢に目覚める (本所飛鳥)
いつの間に違う夢見るようになる ぬくもりももう温かくない (本所飛鳥)
コート着る12月(しわす)の朝に夢を見るプラットホームでコーヒーを飲む (本所飛鳥)
石段を後からついていくように君と同じ本を読んでる (本所飛鳥)
「BOOK〔buk〕」なんて覚えていた頃の僕 何度季節は変わっただろうか (本所飛鳥) 常連かなと思います。申告します。 このblogにも最初からではないけどもう何度も投稿しているし、この手の企画に過去にも参加させてもらったので。 PR的なものは…
カーテンを揺らすほどに月明かりが本を広げるほどに明るい (本所飛鳥)
積まれた本が傾き倒れそう そう檸檬を置いていたはずだ (本所飛鳥)
ゴミ置き場縛られた本たちがただ 誰に読まれたか風に吹かれて (本所飛鳥)
夕焼けがペランダを越して本を射す イラクの子のまなざしが輝く (本所飛鳥)
台風や地震などの文字見れば本を閉じて目も閉じている (本所飛鳥)
去り際にぬくもり感じているのに 鞄の中は失恋の本が (本所飛鳥)
あなたへの携帯メール打つことも無くなったので本を読んでます (本所飛鳥)
迷いながら駅を彷徨う我を掴み詩集を売る君は今どこに (本所飛鳥)
今ひとつ落ち着かないまま空写る本を開いて眺めているだけ (本所飛鳥) 最後の句が決まらず。”また閉じてみる””まだ浮ついて”・・言葉を選ぶって 大変なこと。
紅葉がきれいだから手にした葉は本に挟んで栞にしよう (本所飛鳥)
川原にはなぜか雑誌が落ちていて雨に濡れて破けたりして (本所飛鳥)
満員の電車に揺られ身動きも出来なくも読む枡野浩一 (本所飛鳥)
雨の日は誰も来ないから本でも読んで置こうか 青空見えるか (本所飛鳥)
会社の机の上も本が一杯整理できない僕がいます (本所飛鳥)
音楽のような歌集を読みたいし書きたいと僕は思っています (本所飛鳥)
一人夜の秋の夜長に読む本は恋とか愛の本はいけない (本所飛鳥)
児に読んだ絵本は今や誰も読まず本棚に置かれ 待っています (本所飛鳥)
挟まれた本の栞はひっそりと息を殺した鳥の姿よ (本所飛鳥)
積読の山が崩れて忘れかけた本が一冊また一冊 (本所飛鳥)
「その本は絶版ですよ」と言われた見上げた空はどこまで高い (本所飛鳥) 広げればもう20年も前となる歌集を読む秋の夕暮れ (本所飛鳥) いつの間に買い揃えてた単行本と文庫本の枡野浩一 (本所飛鳥) 枡野さんのファンです。本買い揃え読んでます。 「…
図書室で少女が広げた古い本蝶が埃の中で飛び立つ (本所飛鳥)
寄り道の本屋でガイドブック見て気分は風に吹かれ旅先へ (本所飛鳥)
風が揺れページはめくれ栞は鳥の羽ばたく前の静けさ (本所飛鳥)
話題となり山積みされていた本が百円の棚を賑やかして (本所飛鳥)